第2章 XOOPS Cubeのインストール

第2章 XOOPS Cubeのインストール

インストールの解説は、XOOPS Cubeのソースを展開したフォルダ内に「docs」フォルダがあり、その中の「INSTALL.ja.html」に詳しく解説してありますのでそちらも参考にしてください。

実際のインターネットサーバーでのセットアップでは、転送したファイルのパーミッション設定が必要ですが、ここではローカルのWindows環境なのでパーミッションは変更しないで作業を進めます。

実際のインターネットサーバーでセットアップをおこなう場合は後述の「運用サーバーへのインストール」を参照してください。

インストールの開始

ブラウザでローカルホストのXOOPS Cubeをセットしたフォルダにアクセスします。

「http://localhost/html/」

※上記のアドレスでアクセスできない場合は 「http://127.0.0.1/html/」 でアクセスしてください

xoops_install_01.png

XOOPS Cubeのインストール画面が表示されます。

インストールする言語から「ja_utf8」を選択して右下の「矢印」ボタン(次へ進む)をクリックします。

インストールウィザードが日本語で開始されますので画面にしたがってインストール作業を続けます。

xoops_install_02.png

内容を確認したら右下の「矢印」ボタン(次へ進む)をクリックします。

xoops_install_03.png

ファイルのアクセス権のチェック画面になります。

設置したフォルダ・ファイル群のパーミッションに問題がある場合はここで指示されるので、それぞれのパーミッションを適正に変更します。

Windowsシステムでは問題が出ないので、確認したら右下の「矢印」ボタン(次へ進む)をクリックします。

※ローカルホストのテスト環境へのインストールの場合、インストール時および実行時のパーミッションは無視しても問題ありません。(Windowsシステムの場合、設定が複雑になってしまうため設定を省略しています。)
実際の運用サーバーにインストールする場合はパーミッションの設定を正確におこなわないとセキュリティ上の問題が起こりかねませんので注意してください。
運用サーバーへインストールする際のパーミッション設定については後述の「運用サーバーへのインストール」を参照してください。

xoops_install_04.png

データベース、およびパス・URLの設定画面になります。

ここでの設定項目について解説します。

「データベースサーバ」

使用するデータベースサーバの種類を指定します。

使用しているデータベースは「MySql」サーバーなので、ここではデフォルトの「mysql」のままにします。

「データベースサーバのホスト名」

データベースサーバのホスト名を入力します。

ほとんどの場合、localhostという名前ですが、必ずサイト管理者やサーバーのホスティング会社に問い合わせて、正しいデータベースホスト名を入力します。

ここでは「localhost」ですのでデフォルトのままにします。

「データベースユーザ名」

前章で作成したデータベースのユーザー名を設定します。

(本書のとおりに作成したならばxoops_db)

※上記のデータベースユーザは、このデータベースのアクセス・操作権限を持つ必要があります。テスト用のローカル環境以外では、セキュリティー上rootユーザーを使用すべきではありません。また、ホスティングサービスを利用の場合は、ホスティング会社からあなたが使用できるユーザー名が知らされているはずです。

「データベースパスワード」

前章で作成したデータベースのユーザーのパスワードを設定します。

「データベース名」

前章で作成したデータベースのデータベース名を設定します。

(本書のとおりに作成したならばxoops_db)

「テーブル接頭語」

XOOPS Cubeが使うテーブル名の先頭に付ける接頭語を入力します。

ここではデフォルトのまま使用します。

※テーブル接頭語は、ほかのソフトウエアが使用するテーブル名との重複をさけるためのものです。あまり長いものにしないようにすることが望ましいです。

「SALT」

暗号・トークンを生成するための機械的な番号です。

デフォルトのままで使用します。

「データベースへ持続的接続」

ここではデフォルトのまま使用します。

※設定がよく分からない場合は、初期設定のまま「いいえ」を選択します。

「XOOPS Cubeへのパス」

ホストコンピュータにおける、XOOPS Cubeまでのフルパスを入力します。

ここではデフォルトで入っているパスを確認してそのまま使用します。

「XOOPS_TRUST_PATHへのパス」

ホストコンピュータにおける、XOOPS_TRUST_PATHまでのフルパスを入力します。

ここではデフォルトで入っているパスを確認してそのまま使用します。

場所は前章でコピーした「xoops_trust_path」までのパスになります。

「XOOPS CubeへのURL」

ブラウザでXOOPS CubeにアクセスするためのURLを入力します。

ここではデフォルトで入っているパスを確認してそのまま使用します。

※各入力フォームには自動で認識された値が入っていますが、必ず正しいかどうか確認してください。不明な場合は、サーバー管理者やホスティング会社に問い合わせて、正しく入力してください。また、Windowsではパスの区切り記号に「¥」を使いますが、ここでは「/」を使ってください。また、最後へ「.../htdocs/」のように「/」を入力しないでください。

ワンポイント

XOOPS Cube本体を置いてある「html」フォルダ名とXOOPS_TRUST_PATHを置いてある「xoops_trust_path」フォルダのフォルダ名は必要に応じて変更してかまいません。

この設定画面で設定しておけば利用可能です。

インストール後に変更したい場合は「mainfile.php」の設定項目を変更することで変更可能となります。

それぞれの項目を設定したら右下の「矢印」ボタン(次へ進む)をクリックします。

xoops_install_05.png

設定内容の確認画面になります。

内容を確認して間違いがなければ右下の「矢印」ボタン(次へ進む)をクリックします。

修正したい場合は左側の「矢印」ボタンをクリックすると設定画面へ戻ります。

xoops_install_06.png

mainfile.phpへの書き込み画面が表示されます。

エラーがないことを確認して右下の「矢印」ボタン(次へ進む)をクリックします。

xoops_install_07.png

XOOPS_TRUST_PATHのファイルのアクセス権のチェック画面になります。

設置したフォルダ・ファイル群のパーミッションに問題がある場合はここで指示されるので、それぞれのパーミッションを適正に変更します。

Windowsシステムでは問題が出ないので、確認したら右下の「矢印」ボタン(次へ進む)をクリックします。

xoops_install_08.png

パス・URLのチェック画面になります。

設定した内容に問題があるとエラーが表示されます。

問題がなければ右下の「矢印」ボタン(次へ進む)をクリックします。

xoops_install_09.png

データベース設定の確認画面になります。

設定内容を確認して右下の「矢印」ボタン(次へ進む)をクリックします。

xoops_install_10.png

データベースチェック画面になります。

設定した内容やデータベースに問題があるときにはエラーが表示されますので、その場合は戻って設定を確認します。

エラーがなければ右下の「矢印」ボタン(次へ進む)をクリックします。

xoops_install_11.png

データベーステーブル作成画面が表示されます。

エラーが無いことを確認して右下の「矢印」ボタン(次へ進む)をクリックします。

xoops_install_12.png

サイト管理者情報設定画面になります。

ここで設定する内容がサイト管理のためのログイン情報となります。

「管理者ユーザ名」、「管理者メールアドレス」、「管理者パスワード」をそれぞれ入力します。

入力が終わったら右下の「矢印」ボタン(次へ進む)をクリックします。

※ここで設定するユーザー名、パスワードはデータベース設定のものとは違うので注意してください。
なお、メールアドレスはユーザーで重複するアドレスは使用できません。
必ずユーザー毎に一意のメールアドレスが必要となります。

xoops_install_13.png

データの生成画面が表示されます。

エラーが無いことを確認して右下の「矢印」ボタン(次へ進む)をクリックします。

xoops_install_14.png

インストール第1ステップ完了画面が表示されます。

内容を確認して右下の「矢印」ボタン(次へ進む)をクリックします。

xoops_install_16.png
xoops_install_15.png

サイトへのログイン画面になります。

前述で設定した「管理者ユーザ名」、「管理者パスワード」を入力して「ログイン」ボタンをクリックします。

モジュールインストール画面が表示されます。

ここではデフォルトのまま「インストール」ボタンをクリックします。

xoops_install_17.png

インストール完了画面が表示されます。

インストール終了後に「html」フォルダ内の「install」フォルダを削除してください。というメッセージが表示されます。

これはセキュリティ上「install」フォルダを残しておくと危険なので削除します。

削除した後にブラウザを再読み込みします。

xoops_install_18.png

これでXOOPS Cube Legacy2.2.0のローカル環境へのインストール作業は終了です。

運用サーバーへのインストール

※重要

サーバーのPHPのバージョンにご注意ください。

XOOPS Cube Legacy 2.1.8および2.0.0はPHP5.2.xでないとうまく動作しません。

PHP5.3.x環境の方は次期バージョンに期待してください。

サーバーのPHPのバージョンを確認するには、「info.php」というファイル作成し、ブラウザで表示することで確認できます。

テキストエディタでinfo.phpファイルを作成します。

info.phpの記述内容(1行書き込むだけです)

<?php phpinfo(); ?>

このファイルをサーバーに転送してブラウザで表示させます。

「http://wwwサーバー名/info.php」

s_setup_00.png

表示されたPHPのバージョンを確認します。

実際に運用されているサーバーへインストールする場合は、契約しているWebサーバーの仕様にあわせてセットアップしてください。

※あらかじめサーバー管理者からFTPに関する情報とデータベースに関する情報を入手して作業を進めます。

ここではブラウザで参照されるホームページのトップディレクトリ名が「public_html」というフォルダと仮定し、すでにデータベースが作成済みという状況での作業を説明します。

運用サーバーで利用するデータベースを作成していない場合はインストール作業を始める前に作成しておきます。

運用サーバーにおけるデータベースの作成方法については、サーバー管理者にお問い合わせください。

前述のローカル環境のサーバーにコピーしたファイル、を運用サーバーへはFTP転送でサーバーに送ります。

FTPクライアントソフトを使ってXOOPS Cubeのファイルを転送します。

ここではFFFTPというクライアントソフトを使っておこなう方法で解説します。

お手持ちのFTPクライアントソフトにあわせて作業をおこなってください。

※XOOPS Cubeのファイル数は非常に多いので、一度にフォルダごと転送をおこなうとFTPクライアントとサーバーによっては転送エラーが起こる可能性が高いので、「xoops_trust_path」および「html」フォルダ内のサブフォルダ単位で転送することをおすすめします。

転送するファイル、フォルダは以下の通りです。

「public_html」と同じレベルの階層に「xoops_trust_path」フォルダを作成し、ローカルの「xoops_trust_path」フォルダ内のサブフォルダ単位で転送します。

ftp_01.png

「public_html」フォルダ内に「html」フォルダを作成し、ローカルの「html」フォルダおよびファイルを内のサブフォルダ単位やファイル群単位で転送します。

ftp_02.png

日本語環境(utf8)で使用するために「extras」>「extra_languages」>「ja_utf8」内のフォルダも忘れずに「html」フォルダ内に転送します。

実際のホームページアドレスは「http://wwwサーバー名/html/」という形になります。

※転送したフォルダ名について
「xoops_trust_path」および「html」のフォルダ名は必要に応じて変更することが可能です。
サーバーで許可されているフォルダ名の命名規則にしたがって自由に変更してかまいません。
複数のシステムで運用したい時には変更して使うほうがよいでしょう。

運用サーバーでは指定のフォルダおよびファイルのパーミッションを指定しなければなりません。

すでにどのファイルとどのフォルダの権限を変更すればよいか知っている場合にはあらかじめ変更しておきます。

よくわからない場合はインストール作業をしながら変更します。

(FTPクライアントを起動して接続した状態でインストール作業を行います。)

インストール作業はローカル環境でおこなったものと同じですが、運用サーバーはWindowsではないのでパーミッション設定が必要です。

インストーラーの指示に従ってパーミッションを変更します。

実際のサーバーにブラウザで接続します。

実際のホームページアドレスは「http://wwwサーバー名/html/」となります。

xoops_install_01.png

インストーラーの画面になりますので、インストールする言語を選択して「矢印」ボタンをクリックして次に進みます。

s_setup_01.png

ファイルのアクセス権チェックがおこなわれ、パーミッションが違うとその旨のメッセージが表示されます。

「uploads」フォルダは「777」

「mainfile.php」ファイルは「666」

に変更するように指示されます。

どちらも「html」フォルダ内にあるので、FTPクライアントを使って変更します。

※パーミッションとは
アクセス権(FTPでは「属性」と表示される場合もあります)のことで、「読み込み」、「書き込み」、「実行」の3種類の許可と「オーナー」、「グループ」、「ユーザー」という区分でそれぞれに対して管理します。
「オーナー」 ファイルの所有者 (作成者) のアクセス権設定
「グループ」 ユーザーが所属するグループ単位のアクセス権設定
「ユーザー」 一般ユーザーのアクセス権設定
「Read 」「Write」「Exec」の頭文字をとって「r--」「rw-」「rwx」というように表示されることもあります。
よく使われるパーミッションは「644」「666」「755」「777」などでそれぞれの区分に対して許可の組み合わせで変わります。

rw-r--r-- オーナー グループ ユーザー

644 読み書き 読み込み 読み込み

rw-rw-rw- オーナー グループ ユーザー

666 読み書き 読み書き 読み書き

rwxr-xr-x オーナー グループ ユーザー

755 読み書き実行 読み実行 読み実行

rwxrwxrwx オーナー グループ ユーザー

777 読み書き実行 読み書き実行 読み書き実行

ftp_03.png

FFFTPによるパーミッションの変更方法

パーミッションを変更する対象のフォルダもしくはファイルを右クリックし、ショートカットメニューの属性変更をクリックします。

ftp_04.png

属性の変更ウインドウで属性を設定して「OK」ボタンをクリックします。

ftp_05.png

同様の手順で「mainfile.php」ファイルのパーミッションを変更します。

パーミッションの変更が終わったら右下の「リロード」ボタンをクリックしてブラウザを再読み込みします。

s_setup_02.png

正常に表示されることを確認してインストールを続行します。

s_setup_03.png

実際の運用サーバーでのインストール設定では「XOOPS Cubeへのパス」、「XOOPS_TRUST_PATHへのパス」、「XOOPS CubeへのURL」に間違いがないかよく確認します。

もし実際のサーバー環境と違う場合は正しい設定に変更します。

確認したらインストールを続行します。

インストールを続けていくと「XOOPS_TRUST_PATHのファイルのアクセス権のチェック」のところで再びパーミッションエラーが表示されます。

s_setup_06.png

前述の方法と同様に表示されている項目のパーミッションを変更します。

s_setup_07.png

正常に表示されることを確認してインストールを続行します。

第1ステップと第2ステップが完了し、ログイン状態になると次の画面になります。

s_setup_17.png

メッセージの通り「install」フォルダを削除します。

「install」フォルダを削除後にページを再読み込みします。

s_setup_18.png

管理者ログイン時のトップページが表示されるので右側メニューの「管理者メニュー」をクリックします。

s_setup_19.png

管理ページの上部に「mainfile.php」のパーミッションに対する注意をうながす旨のメッセージが表示されます。

「mainfile.php」のパーミッションを「644」に変更します。(最初の状態)

パーミッションの変更がおわったらページを再読み込みします。

s_setup_20.png

ページ上部の注意が消えます。

これで運用サーバーへのインストールは完了です。